大学生になると、インターネット回線は必須です。
スマートフォンやタブレットでもインターネットができるから、それで十分なんじゃないかしら?
確かにスマートフォンやタブレットでもインターネットには繋がります。ですが、大学生になるとパソコンをインターネットに繫いで課題をしたり提出したりすることもあるので、パソコンをインターネットに繋げる環境が必要になります。ですから、インターネット回線は必要なんです。
「少しぐらい待ってもいいよ。」と思わえるかもしれませんが、子どもと同じところに入った子は、入学後もしばらくインターネット回線が用意できないで、学校の課題をするために子供の部屋に来てインターネットを使っていたそうです。
大学生はインターネットに繋がっていないと学校の情報が入ってきませんので、すぐにインターネットが使えることは入学したばかりの学生にとって必要なことなんです。
最近では「インターネット使い放題」のアパートやマンションもあるので、一人暮らしを始めるときにインターネット使い放題のところに入居すればインターネット回線の心配はありません。
しかし、入居するところがインターネット使い放題ではない場合、インターネット回線を自分で用意しなければなりません。
スマホの通信量を大容量にしてテザリングするという方法も考えられます。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために大学のオンライン授業が増えると、スマホでは通信容量がオーバーしてしまう可能性もあり、通信量無制限のインターネット回線を用意する方が現実的です。
そんな一人暮らしを始める大学生におすすめのインターネット回線は、モバイルWiFiルーターです。
そして、モバイルWiFiの業者はいくつかありますが、中でもオススメなのはWiMAXです。
WiMAXには、万一つながらないときは20日以内だったら解約できる業者や、使ってみて満足できないときに違約金なしで固定の光回線に乗り換えできる業者もあるので、安心です。
この記事では、我が家の経験を含めてモバイルWiFiが一人暮らしの大学生のインターネット回線としてオススメの理由を説明して、いくつかあるモバイルWiFiの業者の中からオススメの業者を紹介します。
モバイルWiFiは携帯できるインターネット回線
モバイルWiFiとは、携帯して持ち運べるインターネット回線です。
電話に固定電話と携帯電話があるように、インターネット回線にも固定のインターネット回線(光回線やCATVなど)と携帯のインターネット回線(モバイルWiFi)があります。
固定のインターネット回線を引くと、家の中にモデムという機械をを設置してインターネットに繋ぎます。
一方、モバイルWiFiの場合は、ポケットに入る程のサイズのルーターという機械でインターネットに繫ぐことができます。
一人暮らしの大学生は、学校やサークル、アルバイトなどで家にいないことが多いので、固定のインターネット回線を引いていても使っていない時間の方が多くなります。
そのため、一人暮らしの大学生には固定のインターネット回線は無駄が多いと言えます。
これに対して、モバイルWiFiルーターは簡単に持ち運べるので、ルーターを携帯しておけば、どこでもインターネットに繫ぐことができます。
そのため、一人暮らしの大学生でも無駄がありません。
モバイルWiFiルーターを常に携帯してスマートフォンを常に繫いでおくことで、スマートフォンのデータ通信量を減らすことができ、結果としてスマートフォンの通信費を下げられるメリットもあるんですよ。
モバイルWiFiのメリットとデメリット
一人暮らしの大学生のインターネット回線としておすすめのモバイルWiFiですが、固定の回線と比べてメリット・デメリットがあるので、ここでそれを確認しておきます。
モバイルWiFiのデメリット
まずはモバイルWiFiのデメリット。
モバイルWiFiのデメリットは次の2つです。
モバイルWiFiのデメリット
- 電波状態によっては使えない
- 通信制限がある
電波状態によっては使えない
モバイルwifiは、電波でインターネットに接続するので、圏外になっていたり電波状態が悪かったりすると使えません。
ただし、大学があるような都市はサービスエリアとしてほぼカバーされているので、それほど心配は要らないでしょう。
また、WiMAXでは申込み前にピンポイントで住所から電波状態を判断することもできます。
試しに、東京大学の駒場キャンパスの住所をピンポイントで判定してみましょう。
東大駒場キャンパスはWiMAXの電波が通じます。
しかし、注意書きにあるように、判定では「○」でも、建物周辺の地形や建物の形状によっては通信しにくかったり、圏外になる場合があるかもしれません。
契約しても使えなかったら困りますよね。
契約してみたものの圏外になって使えなかったとしても、解約するには解約料がかかってしまうのが普通です。
でも、安心してください、
事前のピンポイントエリア判定で上記画像のように「○」になっているのに、圏外で使えなかったときは、20日以内でしたら無料でキャンセルできる業者もあるんです。
電波が繋がるかどうかが心配な場合は、繋がらなかったときに無料でキャンセルできる業者を使えば安心ですね。また、繋がっても満足できないときに違約金不要で固定回線に乗り換えられる業者もります。
これらの業者は後で紹介します。
通信制限がある
モバイルWiFiの最大のデメリットと言えるのが、「通信制限」があることでしょう。
安いプランだと月間7GBまでは通常の速度で使えますが、それを超えると通信速度が128kbpsになってしまいます。
128kbpsは今の携帯電話のスピードよりずっと遅く、昔のISDN回線のスピードと同じです。
ハッキリ言って、使い物にならないスピードですね。
ここまで遅くなると、大学生が家で調べごとをしたり課題を提出したりするのにも支障が出そうです。
ですが、WiMAXのギガ放題プランにすることで、通信速度制限は「ほぼ」回避できます。
「ほぼ」というのは、WiMAXのギガ放題でも一応通信速度制限があるからです。
WiMAXのギガ放題の制限は、3日で10GB使うと、その翌日ネットワークが混雑する18時頃から翌2時頃まで通信速度が1Mbpsに制限されます。
3日で10GBも使うことは滅多にないと思いますし、また仮に通信制限にかかっても、この1Mbpsの速度はYouTubeが普通に視聴できるスピードなので、それ程気になる遅さではないでしょう。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオンラインで授業をする大学が増えています。受ける授業が多いと、場合によっては3日で10GB使ってWiMAXの速度制限にかかるかもしれません。
しかし、それでも速度制限にかかるのは18時以降の時間帯なので授業を受けるには問題ありません。また、スピードもYouTubeが視聴できる程度なので、プラベートで動画サイトを見たりゲームをするのには差し支えないでしょう。
つまり、WiMAXのギガ放題にしておけば、通信制限をほとんど気にしなくても使えます。
モバイルWiFiのメリット
次にモバイルWiFiのメリットを説明しましょう。
モバイルWiFiのメリット
- 工事不要でWiFi端末が届けばすぐに使える
- WiMAXは高速で通信できる
- スマホの料金を下げられる
工事不要でWiFi端末が届けばすぐに使える
モバイルWiFiは回線工事不要で、端末が届いたその日からすぐに使うことができます。
WiMAXの業者の中には、インターネットから申込みをすると、即日端末を発送してくれる業者もあります。
そこまで早くなくても、おおむね数日以内には端末が届きます。
モバイルWiFiであれば、春の引っ越しシーズンでも、すぐにインターネットを使い始めることができます。
これに対して、固定のインターネットの回線を引くには工事が必要で、工事の期日には家にいないといけません。
また、春の引越しシーズンは工事が混み合っていて、工事期日がかなり先になることもあり、引っ越しをしてからもしばらくはインターネットが使えない可能性もあります。
ウチの子どものときは、引っ越し前にWiMAXを契約して端末が届いていたので、引越しの日にはインターネットが使える環境にありました。
ですが、同じアパートに入居した同級生はインターネットの工事がずっと先になってしまい、レポートをするために子どもの部屋に来てインターネットを使っていたそうです。
モバイルWiFiはすぐに使えるのもメリットですが、工事のために知らない人を家に入れないですむのもメリットですね。女の子には安心です。
WiMAXであれば高速通信が可能
WiMAXは、最大で440Mbpsで高速通信ができます。
もっともこれは理論上の最大値で、実際は10〜40Mbpsのようです。
しかし、10Mbpsあれば、YouTubeなどの動画サイトでもストレス無く見ることができるので、全く問題のない通信速度と言えるでしょう。
WiMAXを使っている子どもによれば、「通信速度や安定性は全く気にならない。」とのこと。
家で使っている固定の光回線と比べてもそんなに問題ないようです。
もっとも、通信速度制限にかかってしまうと使い物にならなくなってしまうので、それを避けるために通信制限のないWiMAXのギガ放題のプランにしておくのが無難です。
スマホの料金を下げられる
モバイルWiFiルーターは、どこにでも持って行けるというメリットもあります。
モバイルWiFiの端末を常に携帯して、スマートフォンをWiFiルーターに繋ぎっぱなしにしておけば、スマートフォンから携帯電話回線を使ったデータ通信はしないで済みます。
つまり、スマホの料金プランで、データ通信は最小のものにしておけば良いので、スマホの料金を下げることができます。
WiMAXのギガ放題プランを契約しておくと、どれだけ通信で使っても制限はないので、外でスマホをつないでもデーター量を気にすることなく使えます。
おすすめのモバイルWiFiはWiMAX
モバイルWiFiを選ぶとき、料金、通信量、スピードを比較するとWiMAXの一択です。
WiMAX一択な理由
WiMAX以外にもモバイルWiFiサービスはありますが、実質的にはWiMAX一択です。
その理由は、
例えば、Y!mobileは、地域によっては通信速度はWiMAXより早いです。
しかし、Y!mobileは1か月7GBまでしか高速データ通信ができず、この通信量を使ってしまうと通信制限があり、通信速度が128Kbps という昔のISDN並みの通信速度になって、全く使いものにならなくなります
それなのに、Y!mobileは月額料金も3696円とWiMAXと比べて高く設定されています。使い放題のプランだともっと高くなります。
WiMAXでも実用的な通信速度なので、速度にこだわってY!mobileを選ぶ理由はありません。
また、最近は、どんなときもWiFiなど新しいサービスも出てきています。
どんなときもWiFiなどは、使い放題なのはメリットですが、スピードはWiMAXの3分の1ほどで月額料金はWiMAXとほとんど変わりません。
このように、WiMAXと比べて他のモバイルWiFiサービスを選ぶ理由はありません。
WiMAXのおすすめ事業者
ところで、WiMAXを提供している事業者も多数あり、月額利用料が事業者によって異なるうえに、キャッシュバックの額や条件もさまざまで、どの業者を選べば良いのか迷うところです。
そこで、管理人の私が、WiMAX各社の条件を調べてみました。
結果としては料金的にはGMOとくとくBBが一番安く、次がBroadWiMAXです。他にもWiMAXの業者はありますが、料金はBroadWiMAX並かそれより少し高い感じです。
料金の比較(令和2年2月23日調べ) | ||
GMOとくとくBB | Broad WiMAX | |
契約時事務手数料 | 3,000 | 3,000 |
1〜2か月目 | 2,170 | 2,726 |
3〜24か月目 | 3,480 | 3,411 |
25〜36か月目 | 3,480 | 4,011 |
合計 | 125,660 | 131,626 |
キャッシュバック | 2,000 | 0 |
実質3年負担金額 | 123,660 | 131,626 |
実質料金が最も安いのはGMOとくとくBBです。キャッシュバックをもらいそこねても最安値であることに変わりありません。
2年程前までは、キャッシュバックするとGMOとくとくBBよりも安くなる業者がありましたが、今は見当たりませんね。
料金で選べばGMOとくとくBB
料金が最も安いのはGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBにはキャッシュバック3万1000円のプランもありますが、月額料金が高くキャッシュバックをもらい損ねるとかなり高くなってしまうので、月額料金が安い上記のプランの方が結果的にお得です。
キャッシュバックがある事業者と契約してもキャッシュバックは自動的にもらえるものではなく、忘れないように手続きをしないともらえません。
キャッシュバックの手続きを忘れてしまうと結局受け取れないので、月額の料金が安くて総支払額が安い業者がオススメです
最安値の業者→ GMOとくとくBB
万一繋がらないときキャンセルできるGMOとくとくBB
モバイルWiFiのデメリットのところでも説明しましたが、電波が圏外になってしまうと使えません。
そのためにWiMAXでは契約時に住所から「ピンポイントエリア判定」で電波の圏内かどうかを調べることができるようになっています。
しかし、周囲の地形や建物の形状によっては、ピンポイントエリア判定で「○」になっていても、電波が繋がらないというリスクがあります。
契約後に繋がらなかったとしても、WiMAXは3年契約なので、すぐに解約すると違約金を払わなければなりません。
それはなんか納得できませんよね。
ところが、GMOとくとくBBでは、ピンポイントエリア判定で「○」なのに繋がらない場合、20日以内であれば違約金の負担なしで解約することができます。
どうしても繋がるかどうか不安がある場合は、GMOとくとくBBがおすすめです。
万一電波が繋がらないかもと不安なときは→ GMOとくとくBB
満足できないときに違約金無しで固定回線に乗り換えできるBroadWiMAX
WiMAXを契約しても、満足したスピードが出ない、電波が届きにくい、やはり固定回線に乗り換えたいということが出てくるかもしれません。
新型コロナウイルスの影響でオンラインで授業を受ける際に、WiMAXでは不満でやはり固定回線に乗り換えたいということがあるかもしれません。
WiMAXのデメリットとして、契約期間の縛りがあり、途中で解約すると違約金がかかってしまいます。
解約すると違約金がかかってしまうので、WiMAXを契約する際に二の足を踏むことになるかもしれません。使ってみて満足するスピードがでなかったときどうしようかと思いますよね。
BroadWiMAXは、サービスに満足できないときに違約金0円で固定回線に乗り換えできる解約サポートを始めました。
BroadWiMAXは、GMOとくとくBBより少し料金が高いですが、解約サポートがあるので、満足できないときには固定の光回線に違約金なしで乗り換えできるのは大きなメリットです。
BroadWiMAXまとめ
このように、一人暮らしの大学生にオススメのインターネット回線は、WiMAXです。
WiMAXの事業者はいくつかありますが、選ぶとしたらGMOとくとくBBかBroadWiMAXのどちらです。。