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大学の学費/国立大学と私立大学

更新日:

子どもが大学を受験する年頃になると、まず最初に気になるのが大学の学費(授業料)かもしれませんね。

この大学の学費は、私たち親世代のころと比べると、かなり高くなっています。

大学生のお父さん
私の頃の私立大学文系の学費よりも、現在の国立大学の学費の方が高いくらいです。ですから、当然ですが、私立大学の学費も私たちの頃よりずっと高くなっています。

親としては大変ですが、受験前にしっかり確認しておかないといけませんね。

大学の授業料は、次の順序で高くなります。

国公立大学<私立大文系<私立大理系<私立薬学部や芸術系<私立医歯学部

卒業までに必要な金額は次の表のようになります。

入学から卒業までの入学金及び授業料の合計
国立大学 私立大学 差額
文系

242万5200円

385万9543円 143万4343円
理系 521万7624円 279万0624円
医学部 349万6800円 2245万0682円 1895万3882円

詳しく見ていきましょう。

国立大学の学費

国立大学の入学金。授業料

国立大学の学費は、以前は一律でどこも同じでしたが、今は下の表の文部科学省が定める標準額の20%プラスを限度に各大学が定めることになっています。

文部科学省が定める国立大学授業料標準額
入学金 282,000円
授業料 535,800円
初年度納付金合計 837,800円

国立大学も各大学が自主的に入学金や授業料を定められることにはなっていますが、実際にはほぼこの標準額に設定されています。
学部によって異なるということもありません。

つまり、国立大学は学部を問わず入学金は282,000円、授業料は535,800円です。
例外は東京芸術大学で、入学金が338,400円と若干高めに設定されているようです。

国立大学に4年間通った場合の入学金と4年分の授業料の納付金合計は、242万5200円です。
国立大学の医歯薬学部に6年間通うと入学金と6年分の授業料の納付金合計は、349万6800円です。

国立大学は家庭の所得に応じて授業料免除の制度もあります。
どうしても国立大学の授業料を払うのも苦しいとき、進学を諦めたりローンを借りる前に授業料免除が受けられないか検討してもよいでしょう。
参考 国立大学の授業料免除

 国立大学医学部の授業料

「医学部は授業料が高い」
そういうイメージもあるようです。

ですが、国立大学では医学部も他の学部と同じ授業料です。
国立大学医学部6年の合計は私立大学の医学部の10分の1程度です。

私立大学の医学部に普通の家庭から通わせるのは、授業料を考えるとかなり厳しいと思います。
しかし、国立大学であれば、可能性はあるのではないでしょうか。

国立大学の施設設備費等

国立大学でも、設備施設費・実習費、保険料、自治会費などを授業とは別に徴収するところも増えてきています。

施設設備費などを全く徴収しない大学もありますが、徴収する場合は学部によって金額が異なるようです。

国立大学の施設設備費は、一般的には、文系学部は安めで、理系学部、医学部は高くなる傾向にあります。金額的には、数千円から15万円までが一般的です。

また、医学部は他の学部と異なり、国立大学でも入学時に同窓会費や保護者会費を一括徴収されることもあります。

国立大学志望者でも施設設備費等がいくらかかるのか、子どもが受験する前に確認しておいた方が良いですね。
あとになって、「えっ、こんなにかかるの?」と慌てなくても済むように。

私立大学の学費

私立大学の学費は、各大学が独自に決めているので一般的な金額を示すのが難しいのですが、文部科学省の調査結果があったので、それを引用させてもらいましょう。

平成26年度私立大学の納付金平均額(文部科学省調査より)
入学金 授業料 施設設備費 初年度納付金
私立大学文系 242,579円 746,123円  158,118円 1,146,819円
私立大学理系 262,436円 1,048,763円 190,034円 1,501,233円
私立大学医学部 1,038,128円 2,737,037円 831,722円 4,606,887円

入学から卒業までにかかる学費(入学金、授業料、施設設備費)を上の表の数字を元に計算すると、次のようになります。

  • 私立大学文系(4年) 385万9543円
  • 私立大学理系(4年) 521万7624円
  • 私立大学医学部(6年) 2245万0682円

私立大学入学から卒業までにかかる入学金授業料の合計を国立大学と比べると、文系学部で約140万円、理系学部で280万円、医学部では約2000万円高くなります。

実際には、私立大学の医学部は実際にはもっとかかるようです。→私立大学医学部の学費
もっとも高い大学では6年で4700万円!

その他の費用

国立大学、私立大学を問わず、在学中に現実的にさらにかかってくるものとして、教科書・テキスト代、ゼミ研修費(泊まりの場合もあり)といった実習費用があります。

教科書代は、年間数万円はかかります。
また医学書は高いので、医学部では教科書代だけで年間10万円以上かかることもあるようです。

まとめ

大学の学費は、私たち親世代の頃と比べると、国立大学も私立大学もかなり値上がりしています。

その間の所得が増えているわけではないので、私たちの頃より家計への負担は大きくなっていると言えます。

子どもが入学するときに慌てることがないように、前もってきちんと計画しておかないといけませんね。

奨学金の利用を検討する場合は、まず返済不要の給付型奨学金が利用できないかを調べてみるのがおすすめです。
参考 返済不要の給付型奨学金

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